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がんばれ工房スペシャルコラム

そもそも私はどう生きたいのか?

アフターコロナとはまだ言えませんが、少し落ち着いてきたように感じます。そんな折、最近増えたなぁと思うご相談をつらつらと書いてみたいと思います。

多くなったなぁと思うのは、「これからどう生きていくか」についてのご相談。
そもそも私、何がしたいんだったっけ?
これからの自分の人生をよりよいものにしていくために、一度立ち止まって考えたい…
といったご相談です。

今している仕事、あるいは目の前にある求人に自分をアジャストすることも必要だったりしますが、「そもそも私は…?」という問いかけは、アジャストした仕事に翻弄されないためにも、とても大切なのではないでしょうか。

なんてざっくりした相談なんだ!
と思う人もいるかもしれませんが、私は心から素敵だなぁと思います。
これぞ自分をとても大切にする方法の一つなんじゃないかなって。

自分に対して、どんな人生にしてあげたいか。
誰かが幸せにしてくれることなんてないし、自分を幸せにしてあげられるのは自分だけじゃいかなって思うのです。

背景について

こんなご相談が増える背景はなんだろ? ちょっと考えてみました。

いくつかあると思います。たとえば…
コロナ禍
VUCAと称される不透明な未来
氷河期世代
ライフステージの変化
・・・

よく言われているので耳ダコかと思いますが、コロナ禍で生活スタイルが一変した人も多かったでしょう。リモートワークになって、住まいの選択肢が増えたり、自由な時間が増えたり。改めて、どんな生活が良いのか考えたくなりますね。

また100年時代と言われつつ、増える災害や事故で、自分の命や時間の尊さに改めて気づかされた人も多いのではないでしょうか。
特に50代、60代にとって、ロールモデルがいない未来に、少しでも明るい可能性を見出したいと思うのは、私も同じです。

そして、これはクライアントさんが教えてくださったのですが、氷河期世代の方たちならではの要因もあるようです。
彼女たちは初職の段階から選択肢がとても少なく、そこに自分を当てはめざるを得なかった。失われた20年は長く、目の前の仕事にまさに自分を当てはめてきたとおっしゃいます。それでもそんな中でも、少しでも自分がやりたいこと、適していることを考えて、仕事をし続けてきたけれど、今の時代だからこそ、もっと自由に考えてみてもいいのではないか。そんな風に思ったそうです。
そんな心のうちを聴かせて下さって、本当に感謝しています…。

最後はライフステージの変化でしょうか。
もうすぐ定年を迎えるとか、自宅のローンを返し終わったとか、お子さんが大きくなって、自分の時間が取れるようになったとか。改めて考えたくなるタイミングかもしれませんね。

人生を改めてゆっくり語ってみる

その背景は人それぞれですが、今一度立ち止まって自分のキャリア、自分の人生に向き合ってみようと思われるのでしょう。
すごく素敵だと思いませんか?

自分にとって大切なことは何か。
譲れないことは何か。
強みはどんなところか・・・

キャリアの棚卸しにとどめず、子どものころからの経験総ざらいの棚卸しをし、
ひとつひとつの体験にどんな意味があったのかを考えてみたり、
自分の価値観を改めて見つめてみたり、
自分らしさを言語化してみたり…

必要であればいろんなツールを使いながら、ゆっくり自分と向かい合う「場」をクライアントさんと一緒に作っています。

ひとりひとりの人生が、少しでも心豊かなものでありますように…。
本当に草の根活動ですけれど、こんな一歩一歩が世界平和につながるといいな。

キャリアの棚卸し、人生の棚卸し、VUCA、ライフステージ、氷河期世代
こんな不透明な時代だからこそ、「自分がどうありたいか」、一度立ち止まって考える機会を作ることってすごく大事!
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