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がんばれ工房スペシャルコラム

求人を見てもピンと来ない

転職活動をしている人との会話の中で、とてもたくさん耳にする言葉です。
「どの求人を見てもピンと来ないんです」
「何を見ても、応募したいと思えないんです・・・」
「もう自分が何をしたいのか、全然わからなくなっちゃいました」
転職したい、転職活動をしなくちゃ、という気持ちはあるのに、応募したい求人が見つからない…

こんな状態になる原因は3つ考えられるのではないかと思います。

①心がとても疲れた状態にある

②次の仕事について、欲しいものが明確になっていない

③そもそも求人数が少ない、あるいは希望している求人が減っている

一つずつご説明しますね。

  

  

心が疲れた状態にある

今まで一生懸命がんばってきたけれど、いろんな事情があって会社を辞めなければならなかったり、自分でやめる決断をしてきたクライアントさんにたくさん出会います。さまざまな背景があるけれど、一つだけ共通しているのは、とても傷ついているということ。

自分の意思ではなく辞めざるを得なかったということは、それだけでもちろん傷つきますけれど、自分の意思で辞めたとしても、辞めることを決意するまでの過程で、大きく傷ついているケースがほとんどです。

こんな状態で次のことを考えろと言うほうが無理だと思いませんか?会社を辞めると(あるいは「辞める」と言う話をすると)、「で、次は何をするの?」と言う問いがたくさん飛んできます。私も言ってしまうことがあります。でも、聞かれたくないときもありますよね。

あるお医者さんの本にありました。心が擦り切れてしまうと、やりたいことが浮かばないと・・・。自分は何をしたい人なのか、全くわからなくなってしまう。それは、これ以上頑張っちゃダメ!と心のブレーカーが落ちた状態なのでしょう。

そんなときはね、できるだけ気持ちのいいことをしてみてください。
好きな音楽を聞いたり、
好きな花を買ったり、
好きな映画を見たり、
好きなケーキを食べたり!

「食べる」という行動は最も本能を動かす効果があるそうですよ。ダイエットをしていても、こんなときだけは休戦宣言しませんか?

いっぱいいっぱいの状態を続けると、心の糸がびろびろになって、「自分がどうありたいか」なんて考えられなくなると思うんです。できれば、そうなる前に「自分がどうありたいか」考える時間が作れるといいなぁ、と思うんです。

でももし、もうびろびろになってしまっていたら、ぜひぜひ「好きなもの」を食べてくださいね。そして自分に対して「よく頑張ったね!」と褒めてあげてくださいね。

  

次の仕事で欲しいものが明確になっていない

次の「ピンとくる求人が見つからない」要因は、何が欲しいかが明確になっていないからではないかな、と思います。

今の仕事、何が嫌なのかな?
何を変えたいと思っているのかな?
そもそも、私はどうありたいのかな・・・?

これからどんな風に生きていきたいか、そんな大きなことはなかなか考える機会はないかと思いますが、転職活動をきっかけに、これからのあなたの大事な大事な人生についてじっくり考えてみませんか?この問題って、一人で考えるのはなかなか難しいかもしれませんね。良かったらぜひパートナーとしてキャリア・カウンセラーを利用してくださいね♪

  

そもそも求人数が少ない、あるいは希望している求人が減っている

そして最後はこれ。みなさんご存知の通り、景気の悪いときはそもそも求人が少なくなりますね。そして時代の変化によって、求人の中身も変化しています。今まさに大変な状況になっているコロナ禍はその最たるもので、それまで求人がとても多かった観光業や販売の仕事を一気に激減させてしまいました。またテクノロジーの発達は、ルーティンワークを減らしています。
このような時代の変化、環境の変化の中で、自分が求めるものがどのくらい需要があるのかを知ることも大切ですね。

いかがですか?ピンと来る求人がないなーと思っているあなた。今自分はどんな状況かな?とちょっと立ち止まってみてくださいね。
あなたの次の一歩が見つかりますように・・・

求人、見つからない、ピンと来ない
ほしい求人情報が見つからない背景はなんだろう?まずそこから始めてみませんか?対策が見えてくるはず!
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